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平成22年度指導実施計画
カルテ通知日以外 昨年度どおり
協会は東海北陸厚生局岐阜事務所に対し、平成22年度指導実施計画を開示請求した。本稿では、開示された行政文書より今年度の指導計画を中心に解説する。
集団的個別指導
集団的個別は5月実施
医科92件、歯科79件
集団的個別指導は、前年のレセプト1件当たりの平均点数が指導点数(医科は病院の入院が平均点数の1.1倍、診療所の入院外が平均点数[院内+院外]の1.2倍、歯科は病院、診療所の入院外が平均点数の1.2倍)より高く、類型区分ごとの医療機関の総数の上位より概ね8%の範囲に位置する場合に対象となる。ただし、前年度及び前々年度に集団的個別指導又は個別指導を受けた場合は除外される。今年度は医科で92件(3病院[前年度計画比で3件減]、89診療所[同5件減])、歯科で79件(同14件増)で5月に2回予定されている。集団的個別指導を受けた医療機関は平成23年度の実績においても、なお指導点数より高い医療機関に該当する場合は、平成24年度に個別指導の対象となる。
医科診療所の集団的個別指導は、類型区分ごとに院内処方を行っている医療機関と院外処方を行っている医療機関の平均点数の調整を行った上で順位付けをし、対象者の選定が行われる。具体的には
表1
のように医科診療所の類型区分ごとに院内処方医療機関と院外処方医療機関の平均点数を算出し、院内処方と院外処方の平均点数の差を調整点数(網掛けの部分)として院外処方医療機関の1件当たりの平均点数に加算する。
平成19年度から平成21年度にかけての平均点数の推移は
表2
を参照されたい。
個別指導
新規指定 医科36件、歯科34件
その他 医科56件、歯科40件
新規指定による個別指導は、医科で36件(前年度計画比で23件減)、歯科で34件(同8件増)、「情報提供によるもの」「再指導によるもの」「高点数によるもの(平成20年度に集団的個別指導を受けた医療機関のうち、平成21年度の実績においても、なお高点数医療機関に該当するもの)」等を含む個別指導は、医科で56件(同13件増)、歯科で40件(同10件減)予定されている。
なお、前年度に行われた個別指導の結果は
表3
のとおり。
なお、昨年度行われた個別指導の選定理由は、医科は情報提供1件、再指導3件、高点数34件、その他2件の計40件で、歯科は再指導10件、高点数39件の計49件となっている。
集団指導
新規指定対象に隔月実施
医科は、6月、9月、12月、来年3月に10件ずつ(計40件)、新規指定の医療機関を対象に行われる予定である。
歯科の集団指導は4月、6月、9月、12月、来年3月に計33件の新規指定の医療機関を対象に行われる予定である。
適時調査
医科を対象に28件
適時調査(届出項目について、届出の内容と合致するかどうかの確認及び実施状況の調査)は医科の医療機関のみを対象に、原則毎月2、3件(ただし、4・8月はゼロ)、計28件予定されている。前年度は16件行われ、すべて「重要指摘事項 無」の実施結果であった。
その他の事項
今年度の指導実施にあたっては、既報の通り、個別指導での患者名等の通知時期が医科、歯科とも「4日前に15人、前日に15人」と変更された点以外は大きな変更点はなく、新規指定の個別指導も昨年度より「前日に10人」となっている。
その他、指導結果については、医科と新規指定を除く歯科の個別指導において、指導結果通知の「概ね妥当」「経過観察」「再指導」などの結果記載が昨年度より省略、本文から読み取るようになっており、歯科の新規指定の個別指導では昨年度から指導結果の判定そのものが廃止されている。
なお、協会では指導に関する相談に随時応じており、指導対象となった場合の対応や当日の持参物など、ご不明な点があれば、協会までお問合せいただきたい。
(岐阜県保険医新聞2010年5月10日号)