Contents
Home
医療情報
会長挨拶
保険医協会とは
医療制度改善
協会の主張
診療報酬改定
医科研究会
歯科研究会
その他の行事
書籍のご案内
役員一覧
事務所ご案内
平成23年度指導実施計画
集団的個別 医科7月、歯科は10月
協会は、指導に関する相談に応じています
協会は東海北陸厚生局岐阜事務所に対し、平成23年度指導実施計画を開示請求した。本稿では、開示された行政文書より今年度の指導計画を中心に解説する。
集団的個別指導
医科は7月に103件
歯科は10月に75件を予定
集団的個別指導は、前年のレセプト1件当たりの平均点数が指導点数(医科は病院の入院が平均点数の1.1倍、診療所の入院外が平均点数[院内+院外]の1.2倍、歯科は病院、診療所の入院外が平均点数の1.2倍)より高く、類型区分ごとの医療機関の総数の上位より概ね8%の範囲に位置する場合に対象となる。ただし、前年度及び前々年度に集団的個別指導又は個別指導を受けた場合は除外される。今年度は医科で103件(7病院[前年度計画比で4件増]、96診療所[同7件増])、歯科で75件(同4件減)で医科は7月に、歯科は10月に予定されている。集団的個別指導を受けた医療機関は平成24年度の実績においても、なお指導点数より高い医療機関に該当する場合は、平成25年度に個別指導の対象となる。
医科診療所の集団的個別指導は、類型区分ごとに院内処方を行っている医療機関と院外処方を行っている医療機関の平均点数の調整を行った上で順位付けをし、対象者の選定が行われる。具体的には表1のように医科診療所の類型区分ごとに院内処方医療機関と院外処方医療機関の平均点数を算出し、院内処方と院外処方の平均点数の差を調整点数(網掛けの部分)として院外処方医療機関の1件当たりの平均点数に加算する。
平成20年度から平成22年度にかけての平均点数の推移は
表2
を参照されたい。
個別指導
新規指定 医科48件、歯科18件
その他 医科58件、歯科40件
新規指定による個別指導は、医科で48件(前年度計画比で12件増)、歯科で18件(同16件減)、「情報提供によるもの」「再指導によるもの」「高点数によるもの(平成21年度に集団的個別指導を受けた医療機関のうち、平成22年度の実績においても、なお高点数医療機関に該当するもの)」等を含む個別指導は、医科で58件(同2件増)、歯科で40件(増減なし)予定されている。
なお、前年度に行われた個別指導の結果は
表3
のとおり。
前年度の個別指導の計画時点での選定理由は、医科は情報提供3件、再指導5件、高点数44件、その他4件の計56件で、歯科は情報提供9件、再指導10件、高点数20件、その他1件の計40件であった。
集団指導
新規指定、更新対象に実施
医科は、6月、9月、12月に12件ずつ(計36件)、新規指定の医療機関を対象に行われる。
歯科の集団指導は4月、10月に計25件の新規指定の医療機関を対象に行われる他、9月には指定更新の医療機関を対象に行われる予定である。
なお、医科、歯科とも来年3月には診療報酬改定にあわせた集団指導も予定されている。
適時調査
医科を対象に28件
適時調査(施設基準を満たして届出を行う必要のある診療報酬項目について、届出の内容と合致するかどうかの確認及び実施状況の調査)は医科の医療機関のみを対象に、毎月2、3件、計28件予定されている。前年度は18件行われ、すべて「重要指摘事項 無」の実施結果であった。
その他の事項
その他、指導結果については、医科、歯科とも指導結果通知の「概ね妥当」「経過観察」「再指導」などの結果記載が前々年度より省略、本文から読み取るようになっている。具体的には、概ね妥当は「概ね妥当と思料される」、経過観察は「改善が期待できるものと思料されますので、今後とも改善状況を確認していく」、再指導は「改めて個別指導を実施して改善状況を確認していく」などの表現になっている。
なお、協会では指導に関する相談に随時応じており、指導対象となった場合の対応や当日の持参物など、ご不明な点があれば、協会までお問合せいただきたい。また岐阜県では、個別指導時の弁護士帯同や、録音も認められている。協会顧問弁護士の帯同を希望する場合は、協会までご連絡いただきたい。
(岐阜県保険医新聞2011年5月10日号)