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竹内岐大教授招き役員研修会
平等と社会保障を考える

 協会は6月18、19日、関観光ホテルにおいて役員研修会を開催し、役員15人が出席した。今回は若手役員による協会活動の活性化を目的に、岐阜大学地域科学部の竹内章郎教授を講師に迎えてった。
 2日目の研修会では竹内教授の講演と討議。竹内氏は、社会保障や労働権といった社会権が、個人主義的な市民権に一元化されつつあると問題提起。市民権・社会権の成立過程を通して、社会権は本来、諸個人の社会的規定やプロパティ(能力・財産)を問わず適用される権利であり、介護保険導入時の社会保障制度審議会「保険料の見返りとしての受給権」発言や新自由主義による社会保障の公費縮小、市場原理導入などを例に、社会権の独立性を奪い市民権に振り向ける動きを問題視した。
 討論では、消費税など社会保障財源のあり方、障害者・福祉行政、社会保障改善運動の進め方のほか、震災復興政策、家庭や教育崩壊など多岐にわたり、今後の活動に活かしていくことを確認して終了した。

(岐阜県保険医新聞2011年7月10日号)