Contents
Home 
医療情報 
会長挨拶 
保険医協会とは 
医療制度改善 
協会の主張 
診療報酬改定 
医科研究会 
歯科研究会 
その他の行事 
保団連の書籍 
役員一覧 
事務所ご案内 

「届出医療等の活用と留意点」説明会
適時調査対策は日常管理の積み重ねにあり

 10月14日、協会は「届出医療等の活用と留意点」説明会を開催、21病院から会員、事務長ら33人が参加した。
 説明会は野尻病院委員会委員長の司会で進められた。はじめに福島事務局次長が岐阜県での適時調査の実施状況を報告。ここ数年、病院が受ける適時調査は2年に1回の頻度で実施されているが、厚労省は年1回の実施を目指していることや、2016年度から県内の適時調査の返還金額が厚生局岐阜事務所から開示されていることなどを紹介した。
講師を務めた保団連事務局の岩下洋氏
 続いて保団連事務局の岩下洋氏が「適時調査対策」と題し、8月に改訂された「届出医療等の活用と留意点」をいかに上手く使いこなすかについて説明した。「改訂版は厚労省から3月に公開された適時調査実施要領も踏まえて編集した。具体的には、適時調査で必ず確認する施設基準(重点確認項目)と、必要に応じて確認する施設基準(重点確認項目以外の項目)を一目で分かるようにした」と述べた。また、当県での適時調査の指摘事項を紹介しながら、「適時調査対策として日々の管理は何より重要。テキストに掲載された日常管理チェック表に基づき、少なくとも月1回は自院の施設基準を点検してほしい」と呼びかけた。様式9を作成するうえで注意すべき点も指摘した。


(岐阜県保険医新聞2018年11月10日号)