歯科新点数検討会

　今回の診療報酬改定は、６月施行となることが大きな変更点です。答申では、職員の賃上げを目的とした「歯科外来・在宅ベースアップ評価料」の新設をはじめ、「か強診」の名称変更、実績要件の変更などが示されました。届出を行っている医療機関では研修の再受講など注意が必要です。その他、補管の対象となる補綴物の見直しや訪問診療料の細分化、「外来環」をはじめ既存項目の廃止・再編などが示されております。請求漏れをしないためにも正確な把握が必要です。６月施行間際に、慌てることのないように事前に準備を進めましょう。
　協会では、下記会場で新点数検討会（説明会）をＷＥＢ配信も併用して開催します。先生、事務担当者などご参加くださいますようご案内申し上げます。当日の内容は、後日動画配信も実施いたします。
　新点数検討会の内容を踏まえて、４月以降に示される内容を確認する「直前対策」の企画も予定しております。

歯科新点数検討会

　今回の診療報酬改定は、12月22日に後藤厚労相と鈴木財務相の大臣折衝で、診療報酬本体はプラス0.43％、薬価等はマイナス1.37％、全体としてマイナス0.94％、本体の歯科改定率はプラス0.29％に決まりました。
　今後、改定財源に基づいて具体的な点数の貼り付け作業が行われます。中医協審議で、SPT、P重防の包括内の整理や歯科用貴金属材料の随時改定に係る変動幅や素材価格の参照期間の見直しなどが議論される中、支払側からは新たな感染症に対応した院内感染防止対策の充実を必要としつつも基本診療料の引き上げについては反対する意見なども出されており、今後の動向に目が離せません。
　協会では、下記３会場で新点数検討会（説明会）を開催します。先生、事務担当者などご参加くださいますようご案内申し上げます。