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11.6 歯の供養祭
入れ歯や乳歯を感謝を込めて供養
 地域医療部は、11月6日に、岐阜市・乙津寺で「歯の供養祭」を開催した。今回で2回目の開催で、捨てられずに手元にある入れ歯や抜去歯などを協会で引き取り、今まで食べるために頑張ってくれたことに感謝の意を込め、供養することを目的に開催している。
 昨年に引き続き、乙津寺にご協力いただいて実施し、当日は役員・市民合わせて11人が参列した。稲葉理事の司会で、遠藤副会長が祭文朗読を行い、乙津寺の梅園高秀住職の読経後、参列者が順に焼香をあげた。当日は岐阜新聞の取材を受け、翌日の朝刊に掲載された。
 今回、入れ歯や抜去歯などが協会会員・市民から寄せられ、事前送付・当日持ち込みを合わせて、入れ歯140床、抜去歯等196本が集まった。送付された入れ歯に同封されていたお手紙には「亡くなった父の入れ歯をどうすればいいか悩んでいた折に、供養をお願いできて気が晴れる思いでした」といった言葉が添えられていた。
 集まった入れ歯などは金属部分を精錬・リサイクルし、そのリサイクル益は何らかの形で寄付することを予定している。なお歯の供養祭は来年も引き続き開催を予定している。
 最後に会員の先生方にもご協力をお願いしており、患者さんに御声掛けいただきました先生方にはお礼申し上げる。次回開催時も周りにお困りの患者さんがいらっしゃったら供養祭のご紹介などご協力いただきたい。

(岐阜県保険医新聞2022年12月10日号)