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第46回定期総会を開催
新年度活動方針を承認。記念講演で「食の安全」訴え
 協会は2月23日、ホテルグランヴェール岐山で第46回定期総会を開催。「オンライン資格確認『義務化』撤回、保険証廃止撤回を求める運動」などを柱とする新年度活動方針、決算、予算、決議が賛成多数で承認された。記念講演では、東京大学大学院の鈴木宣弘教授が日本の食料政策についてWEBで講演し、会員29人が聴講した。

 総会は、江口副会長が司会を務め、最初に2022年度の物故会員7人に黙とうを捧げた。
 竹田会長は挨拶で「オンライン資格確認義務化・保険証廃止問題、新型コロナ対応、医薬品の安定供給、医療・社会保障充実、平和問題など、様々な課題が山積。徹底して議論し、団結と持続による医療運動の展開が大きな力となる。引き続き協会活動にご協力いただきたい。」と訴えた。
 議事は、大垣市の森芳郎先生が議長を務め、当日の出席者数17人と、欠席者からの委任状420通を報告し「総会成立」を宣言、議事に入った。
 2023年度活動方針は野田副会長、決算・予算は遠藤副会長、会計監査報告は井口監事、決議は篠田副会長が提案・報告し、それぞれ賛成多数で承認された。

 記念講演は、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏が「世界で最初に飢えるのは日本―食の安全保障をどう守るか―」と題して講演。食料自給率が低迷する日本で、米国大企業の圧力や規制改革会議の規制緩和によりさらに食の安全が脅かされている実態を報告。最後に「医療者として病気を治すだけでなく、安全・安心な食品を食べるためには何ができるかを発信してほしい。」と呼びかけた。



(岐阜県保険医新聞2023年3月10日号)