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憲法・いのち・社会保障まもる10.17国民集会
国民の願う社会保障実現に向け
      「いのちまもる」取り組みを
 協会は10月17日、日比谷野外音楽堂で保団連などが主催する「憲法・いのち・社会保障まもる10・17国民集会」に、篠田・竹田副会長と事務局2人が参加。当日は、全国から医療関係者や市民ら2500人が参加し、国民の願う社会保障の実現などを訴えた。

 政府の社会保障費抑制や低医療費政策が続く中、75歳以上の窓口負担2割化、受診時定額負担などの患者負担増、医療費抑制のための病床削減、地域別診療報酬など、地域医療の現場に多大な影響を与える提案の検討が予定されている。集会は、こうした流れを押し止め、医師・歯科医師と患者、地域住民の声を政府・国会に届ける取り組みとして開催された。
 集会では、室井佑月さんのエールや、「歯の検定」アトラクションのほか、リレートークとして、竹田保団連理事(岐阜協会)が医療現場を代表して登壇。「国民の願う社会保障実現には、診療報酬引き上げ、患者負担軽減は不可欠。国民皆保険制度を守るために社会保障充実の運動をみなさん一緒に進めよう」と訴えた。そのほか、介護・看護現場、福祉施設など、社会保障費抑制反対運動を進める各団体の取り組みが報告された。
 集会は最後に、小雨の降る中「いのちまもる」のカードを掲げて、厚労省に向けて集会アピールを訴えたほか、集会後には日比谷野外音楽堂から東京駅近くまでパレードした。

地元議員に「診療報酬引き上げ、患者負担軽減」を要請


 午前中には、現在取り組んでいる「診療報酬の引き上げと患者窓口負担の軽減を求める医師・歯科医師要請署名」206筆を携え、県選出国会議員に要請。医療現場の実態や、増税や国保料高騰で不安を抱える患者の実情、政府が検討を進める「花粉症治療薬の保険外し」の問題点などを議員秘書に訴えた。

【御礼】  国民集会には岐阜県から14団体から賛同・メッセージが寄せられました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

(岐阜県保険医新聞2019年10月10日号)